ED
EDとは
EDはErectile Dysfunctionの略で日本語では勃起不全とも呼ばれます。
十分に硬さや勃起状態を維持できなかったり勃起が不十分な状態を言います。
20歳代の若年者から高齢者まで幅広い年代にみられます。
昔は治療が困難でしたが今ではバイアグラをはじめいくつかのED薬があります。
治療薬
ED治療薬は3種類あり、それぞれに特徴があります。
バイアグラ
最初に開発されたED治療薬で一番歴史の長い薬となります。
1998年にアメリカのファイザーより発売され翌年1999年に日本でも認可されました。
2014年に特許が切れてからはジェネリックが登場してます。
レビトラ
2003年にドイツのバイエル社が開発し翌年2004年に日本でも承認されました。
2020年に特許が切れてからはジェネリックが登場してます。
バイアグラより食事の影響を受けにくくなっています。
シアリス
2003年にアメリカのイーライリリーが開発し2007年に日本でも認可されました。
2020年に特許が切れてからはジェネリックが登場してます。
作用時間が長く食事の影響が少ないのが特徴です。
項目 | 用量 | 料金 |
---|---|---|
バイアグラ | 50mg | 1,500円 |
バイアグラ ジェネリック | 50mg | 800円 |
レビトラ | 10mg・20mg | 1,500円・2,000円 |
レビトラ ジェネリック | 10mg・20mg | 1,400円・1,800円 |
シアリス | 10mg・20mg | 1,700円・2,000円 |
シアリス ジェネリック | 10mg・20mg | 1,500円・1,600円 |
原因について
EDの原因は様々な要因が関わっておこります。
主な原因として器質性、心因性、薬剤性の3つがあります。
1つだけが原因になっていたり複数の原因が重なっていることもあります。
器質性ED
器質性とは神経や血管などに障害があり原因となるものをいいます。
神経が傷害されると陰茎への信号が届きずらなくなりEDの原因になります。
神経系の異常としては糖尿病やパーキンソン病、脳出血、脊髄損傷などがあります。
心因性ED
精神的なストレスや性交がうまくいかなかったときのトラウマによる影響です。
精神的なストレスは性交に限らず仕事や家庭などのストレスも原因となりま
またプレッシャーを感じてしまうとストレスになりEDを引き起こします。
20代などの若年者でもよく見られる症状です。
30代や40代などのストレスを受けやすい世代の原因としても多いです。
うつ病などの病気が関わっていることもあります。
薬剤性ED
内服している薬が原因でEDを引き起こしてしまうことがあります。
例えば血圧を下げる降圧剤や睡眠薬、抗うつ薬、向精神薬などはEDになる可能性が。
主治医に相談の上で薬剤の変更や中止でEDが改善することもあります。
複合型ED
上記の3つが複合的に影響しあっていることもあります。
加齢による血管の動脈硬化や日々日常のストレス、血圧の薬の内服などです。